2006年 12月 10日 ( 1 )   

鋼田一忍44歳。第二部Ⅳ   

福山重蔵は今日も忍の自宅に来ていた!
忍は相変わらず食事にも目をくれずに下を向いて押し黙っている。。。
無理も無い、愛するキャロルが出て行ってしまったのだから。。。
再門探偵事務所に依頼を出してから2日目、未だ動きは見られない、無理も無かろう何せイキナリ消えてしまった人の捜索は簡単な物ではない。
すると忍の携帯電話が突如鳴り始めた!!鬱気味の忍に代わり、福山が電話に出ると、相手はこう切り出した!

初めまして!私はキャロルさんの代理人のトリーナディアリノと言いまス。フィリピンで弁護士の資格を持ってイマ~ス、沢山の在日フィリピン人をサポートしているダカラ。。。単刀直入にイイマ~ス、キャロルさんはあなたと離婚をしたがっています。後日ワタクシの立会いの下、離婚トドケに捺印と署名をオニガイしま~ス、日程は追ってお知らせイタシマス!それでは。

傍らで聞いていた忍は声を大にし、代理人のトリーナ女史にこう聞いた。。。
そこに・・・キャロルは居るんだろ?なあ居るんだろ?一言でいい・・・声を聞かせてくれ。。。何故離婚なんだ!何故イキナリ離婚なんだよ~!

するとトリーナ女史は動揺もせずにこう言った。。。
フィリピンで仕事を探すのは大変デ~ス、賃金も安いです、日本で働けば沢山お金を稼げます!しかし昨今の査証規制でフィリピーナは査証を取るのが大変デ~ス、しかし結婚すれば意外と簡単に貰えます、忍さん!この意味解りますか?では後日。

それから福山は忍の側に30分、いや1時間は居てやっただろうか・・・・
しかし余りの忍の落胆振りに、声を掛けれずにそ~っと忍宅から去った。

      忍は・・・・孤独です。
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by bukkakedaimaoh | 2006-12-10 21:31 | 2流小説。