鋼田一忍44歳。Ⅳ   

キャロルが日本を去ってから未だ2日しか経っていないが、忍の心にはポッカリと穴が開いた様に虚しい風が吹き抜ける。
キャロル・・・キャロル。
と口を開けば彼女の名を言うだけ。
でも虚しさを出すだけでは結果は出ない、忍は車に乗りJTBへ向かった・・・
やはりマニラ行きには
信頼のあるフィリピン航空
がベストと考えた忍は成田発PR/MNL行き往復を買った!
そしてその帰りスーパーに寄り、キャロルにお願いされた
カップヌードルシーフード味
を10箱購入し、さらにアーモンドチョコレートを50箱買う。
5泊6日のマニラ行き、忍は小遣いは100万あれば足りるだろう、と考え銀行で100万円下ろした。
翌日NFPの皆が新宿で壮行会を開いてくれた!渡比経験豊富な先輩方から色々なアドバイスを聞き、忍はいよいよ比国行きを実感してきた。

先輩方の助言は
両替は彼女の家族に行かせればOK!
との事なので、100万円の両替は彼女の家族にしてきて貰おうと思った。






そして1週間が経ちいよいよ出発の時が・・・今回はアシスタントの芹沢孝徳君に空港まで送ってもらった、何故だかご近所の松下さんも空港まで一緒に来てくれる。
曰く忍ちゃんの大事な第二の人生が掛かってる旅行だ!見送りぐらいさせろや~と威勢良く言い放った。
PRカウンターに着くと忍は圧巻された!
何故ならば皆恋をして輝いている人達で溢れかえっているからだ!
ピーナ好きに悪い人は居ない・・・
忍は小さな声でそう言い列に並んだ。
何故だか離陸時間が1時間延び、10:30の離陸と成る。
そして4時間のフライト。
遂に着た・・・この向こう側にはキャロルが居る!
あ~愛しのキャロル
入国審査を過ぎ、ロビーを抜け待ち合わせ場所に行くと・・・
シノブ~ディト(ここ)ディトナラン!と可愛らしい声が聞こえた。
その方向には、愛しの
キャロル
が居た!
忍は嬉しかった!天にも昇る気持ちだった!
そしてキャロルはお父さん・お母さん・妹・弟とドライバーをしてくれるという従兄弟の男性とお姉さんの子供を順々に紹介し、忍を車に乗せた。
実は忍は代理店でホテルを予約していた、キャロルの実家はPASIGだ、その市内に在る、リッチモンドホテルを予約していた。
忍にも考えはある・・・
今夜は初 いいひひひ~
を計画を遂行したい!その為には家族は邪魔なのだ。

ホテルで二人きり・・・・バスローブを纏った忍は優しくキャロルを抱きしめる・・・
こんなストーリーを思い描いてもいた。
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by bukkakedaimaoh | 2006-09-27 18:49 | 2流小説。

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