2050年時空の旅!Ⅲ   

此処で悩んでいても仕方が無い、一旦ホテルへ戻ろう・・・ 珍也はマニラ新聞図書館を後にし、タクシーを拾った。
タクシーの運ちゃんに得意のタガログで話し掛けると、『あれ?お客さんはどちらからですか?』日本からですよ、東京です。『へ~日本ですか?珍しいですね、丁度1年ほど前に日本からのお客さんをのせたな~』と運転手。

珍しい?日本からの観光客が?珍也が来た時代つまり2005年当時の日本人観光客数は36万人/年・だった筈だ!ある程度の大きさのスポットに行けば必ずと言っていいほど、日本人観光客?嵌まり?が居た物だ・・・それが珍しいとは・・・
運転手は続ける
『私のお婆ちゃんがね、日本で仕事をしていたんですよ!50年前だから丁度2000年・・彼女が28歳の時になるのかな?当時の呼び名で『ジャパユキ』といってましたね~、ダンサーと言う事で、査証を申請し日本へ行ったそうです、日本ではかなりチヤホヤされたようですよ!今でも彼女はその事を自慢するんですよ(笑)でもハッキリと言ってましたね~日本人と付き合ったのはお金の為だって・・・国も貧しく、家族も沢山居たし、しょうがなかったと・・・ あっ!悪い意味ではないですよ!日本人は優しくていい人が多かった!とも言っていましたし・・・運転手は珍也を気使い、言葉を付け足した。
そうこうしてる内にホテルに到着、部屋に入り人目に付かなくなると、疲れが一気に出た。
ベッドに横に成っていると、知らずの内に眠っていた。

目が覚めると時計の針はPM9:00を指していた、当初の予定・目的ではこれからの時間が1番楽しみでマニラまで来たのに、何故こんな事に成ってしまったのだ、珍也は涙が出そうに成ったが、グッと堪え前向きな姿勢を見せた!
くよくよしててもショウガナイ!飲みに行こう!遊びに行こう!と、しかし2005年ならともかく、今は2050年だ、昼間行ったブルゴスも変わり果てていて、ネオンの看板も無かった。
何処に飲み屋が在るのかも解らない、ここはホテルタクシーに紹介してもらおう!と決め、タクシーに乗り込む、珍也はタガログで女の子が居て飲める場所紹介してくれますか?と運転手に聞いた、運転手はカラオケでいいですか?10分程走った所に在りますので。
道中窓の外に目をやるが、以前カラオケが沢山在ったパサイロードにカラオケらしき看板は無くなっていた、日本人観光客が殆んど来ないから、潰れてしまったのだろうと思った。
そんな事を考えてる内に到着!結構大きなビルに数店舗飲み屋が入って居るビルだった。
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by bukkakedaimaoh | 2005-08-09 15:49 | フィリピン・ピーナ

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