2050年時空の旅!中編Ⅱ   

全てが違う・・・珍也は小さな声で呟いた・・
どうなっているのか全く解らない・・とりあえず『ドンペドロ』へ向かったが、入り口(○×Co.LTD)と看板が掲げて有る、此処も会社に成っている様だ。
如何したらいいのか・・・そうだ!マニラ新聞のオフィスがこの近くに有るはずだ!そこへ行って図書室で本を見れば何かが解る筈だ!珍也はジュピター通りをEDSA方面に早歩きで向かった・・・ 在った!マニラ新聞のオフィスは未だ健在だった。
中に入ると下働きの掃除のオバサンしかいなく、日本人スタッフは何処かに行っている様だ。
勝手に入り込むのは気が引けるので、掃除のオバサンに、愛想良く挨拶をし 本読ませてよ!と笑顔で言った、おばさんも笑顔で返した。
図書室に入る、探す本は2005年~今までの比国の歩が解り易く載っている物だ!
珍也は流れる汗を拭おうともせずに本棚を左から右へとサーチライトの如く本を検索した・・・
あった!これだ!
本の題名は 2014年比国経済が超変わった日!だ。
珍也は目次で自分が知りたい事を探し、そのページを出来るだけ早く読んだ。
その本によると・・・
2013年、ポロリ島の東約300kmの海底に莫大な量の天然ガスが眠っている事を、民間調査会社『FLA』通称フラミンゴが発見したのだ!すぐさま比政府は宝の山を有効に使うべく、アジア・北米・ヨーロッパのガス採掘会社を選考し、採掘に乗り出す。予想は大当たりし、莫大な量の天然ガスは世界中のガス会社の恋人的存在になり、金が金を呼ぶ・経済も追い風風速100m的な勢いで、アセアンのお荷物的だった比国は僅か数年でブルネイと並ぶガス王国となった、これにより世界中に働きに行っていたOFWが帰国、国内生産力も高まり、2012年の平均成人男子月収P8000が今では(本の発刊日・2045年)$6000と成っている、ちなみに日本人の平均給与2045年現在$1000程度である。

なんてこった・・・日本の平均月収が$1000だって?比国が$6000!!6倍じゃないか!珍也がタイムスリップする前の2005年は比国と日本の経済差はかなりあった!平均的な給料を貰っていた珍也みたいな庶民でも比国ではお金持ちの遊びが出来たのだ。
当時のウェイトレスの日給がP160程度だった筈、月収P3000~4000程度だ、その月給の2~3倍のお金は常に財布に入っていたのが2005年当時の日本人だった、それが今は完全に逆転してしまっている。
俺はこの世界で如何すればいいのだ・・・
珍也は溜息をついた・・・・
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by bukkakedaimaoh | 2005-08-08 17:31 | フィリピン・ピーナ

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